8月、東京ビッグサイトにて開催 本分野 日本最大級!750社※が出展!

※前半2日間(8/19~20)+後半2日間(8/21~22)の合計出展見込み者数

情報があふれる時代、なぜネットで公開されない情報がビジネスの差を生むのか

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AIや検索エンジンの進化で、情報は誰でも簡単に手に入るようになりました。
けれども、ビジネスの現場では「ネットに出ていない情報」が、意外にも大きな差を生んでいます。
なぜ今、公開されない情報「非公開情報」にこそ価値があるのか。その理由をひも解いていきます。

非公開情報とは何か

非公開情報とは、インターネット上に掲載されていない情報や公に発表されていない情報のことです。
検索しても出てこない、AIにも拾われない、いわば“その場にいた人だけが知っている情報”です。

たとえば、以下のようなものが該当します。

種類内容の例
展示会での口頭説明製品の開発背景、今後の展望など
社内未整理データ過去の営業記録、顧客の声、試作メモなど
非公式な業界情報同業者との会話、業界の空気感
未発表の技術・構想研究段階の技術、構想中のサービス案
本当の「トレンド」や「人気」会場の盛況感や満席の商談席

これらは、ネットの検索では出てこない情報です。そしてまだ世の中に出ていないからこそ、価値があるものもあります。
誰もがアクセスできる情報ではなく、限られた人だけが得られる“生の情報”は、競合との差を生む武器になります。

なぜ今、非公開情報が重要なのか

情報があふれる現代では、誰もが同じ情報にアクセスできます。
ニュース、統計、業界レポート─すべてがオンラインで手に入る時代です。

しかし、それは裏を返せば「誰もが加工された同じ情報を見ている」ということ。
アクセスが多く検索上位に来るWebサイトやブログなどは多くの人の目にとまることになります。つまり、ネットで公開された情報だけでは差別化が難しくなっているのです。

一方で、非公開情報はまだ誰も知らない可能性があります。
展示会での会話や、社内に眠るデータなど、ネットに出ていない情報は、他社よりも一歩先を行く判断材料になります。

非公開情報が重要な理由を整理すると、以下のようになります:

  • 希少性がある:他社が知らない情報を持てる
  • リアルな温度感がある:数字やテキストでは伝わらない背景がわかる
  • 行動に直結する:すぐに活かせるヒントが多い
  • 競争優位を築ける:他社と違う視点で動ける
  • 目の前の現実に「嘘」はない

情報が多すぎる時代だからこそ、「出ていない情報」が差を生むのです。

非公開情報を得るために必要な行動

 

非公開情報は、待っていても手に入りません。
自ら動いて、情報を“取りに行く”姿勢が必要です。

具体的には、以下のような行動が有効です:

  • 展示会やセミナーに参加し、担当者と直接話す
  • 社内の古い資料や未整理のデータを掘り起こす
  • 業界関係者との雑談や交流を大切にする
  • 得た情報をチームで共有し、活用する仕組みをつくる

特に展示会では、製品の裏話や開発中の構想など、ネットには出ていない情報が飛び交います。
その場でしか聞けない話や、担当者の表情・言い回しから得られる“ニュアンス”も貴重です。

また、得た情報を社内で活かすには、記録・共有・議論のプロセスが欠かせません。
情報を「知って終わり」にせず、「使って価値に変える」ことが重要です。

AI時代における人の役割

AIは膨大な情報を処理できますが、それはあくまで「公開された情報」に限られます。
AIは便利なツールですが、すべてを代替できるわけではありません。

たとえば、展示会での空気感、担当者の表情、言葉の選び方──
こうした“人の感覚”に基づく情報は、AIには読み取れません。

また、情報の背景や文脈を理解し、「これは使える」と判断するのも人間の役割です。
AIは整理された情報を分析するのは得意ですが、「まだ整理されていない情報」を見つけるのは人間にしかできません。

つまり、AI時代においても、人が動き、感じ、考えることが、情報の価値を最大化するカギになります。
人の経験や直感が、AIでは補えない“深み”を生み出すのです。

まとめ

今後、さらに情報があふれ、なにが正しいか何が良いかわからなくなることもあるでしょう。そのときは一度「出ていない情報」を探してみましょう。
非公開情報は、競争力を生む源泉であり、AIやネットでは得られない“生の知見”です。

AIに頼るだけでは見えない世界が、そこにはあります。
今こそ、情報の本質に立ち返り、「人が動くこと」の価値を見直す時ではないでしょうか。

※この記事の内容やリンク先は、2025年6月16日掲載時点の情報に基づいています。変更される可能性がありますのでご了承ください。

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