オンライン展示会の意義
ブティックス株式会社
常務取締役 メディア事業部長
武田 学
この度は、CareTEX365オンライン(当サイト)にお越しいただき誠にありがとうございます。
皆様のおかげを持ちまして、2025年5月現在、当サイトでは介護・健康施術分野の課題を解決する約300商品・サービスの比較検討が可能で、全国の介護事業者を中心としたプロの皆様、約7万名にご活用いただいており、本分野における重要なBtoBマッチングプラットフォームへと成長してまいりました。
ここで改めて、当サイト開設の経緯についてご紹介させていただきます。
話は先のコロナ禍まで遡りますが、当時、政府より発せられた緊急事態宣言によって、それまで当社が日本各地で開催していた、商談型展示会「CareTEX(読み:ケアテックス)」開催の延期や中止を余儀なくされました。そのことにより、全国の介護事業者と介護業界サプライヤーとの定期的なビジネスマッチングの機会が突然喪失し、業界関係者の皆様からお困りの声が数多く寄せられました。
そこで、私共ブティックスは、企業理念である「マッチング・ファースト」の下、CareTEXの数万人におよぶ過去来場者ひとりひとりに電話で現在のお困りごと(介護施設の課題・ニーズ)をお聞かせいただき、それを解決できるサプライヤー(出展社)をご紹介するというサービスをスタートさせました。このサービスは非常に好評を得て、現在ではConnect(コネクト)という名称で、展示会の会期に関係なく、年間を通じてビジネスマッチング(商談設定・資料送付)を提供するサービスに発展しています。
次に着手したのが、Connectサービスの補完を目的とした、介護サプライヤーの商品・サービス紹介動画の配信です。こちらは 「Web上の出展ブース」という意味でWebooth(ウェブース)と名付けました。同時に、最新の介護業界情報をいつでもどこにいても入手できる、Webinar(ウェビナー)配信もスタートしました。
このような取組みの結果、24時間365日開催される当社独自のビジネスマッチングサイト(オンライン展示会)が完成しました。
このユニークなオンライン展は、先のコロナ禍のような緊急事態のみならず、地震・台風などの天災時においても有効であると考えています。
そして現在、CareTEX365オンラインは、日本各地(東京・大阪・福岡・名古屋・仙台・札幌・金沢)で定期開催されるCareTEXとシームレスに連動するマイページ機能を搭載し、リアル×オンラインのハイブリッド展示会の要として、ますます利便性の高いマッチングサイトを目指しています。
今後も全国でリアル開催するCareTEXと、365日オンライン開催するCareTEX365オンラインを、より多くの業界関係者の皆様に有効にご活用いただくことにより、超高齢化社会における課題解決の一助になれば幸いです。