介護ソフトについて感じていた課題-

当社は2000年に居宅介護支援事業、訪問介護事業をスタートしました。その後、事業規模を拡大し、現在は障がい者支援や放課後等デイサービス、訪問看護なども展開し、全国で事業所を運営しています。

私は他業界から介護事業に参入したのですが、創業当初から介護事業の記録業務や請求業務、情報管理の煩雑さに課題を感じていました。また、当時導入していたソフトのサポート体制に不安もあり、インターネット検索などで介護ソフトのことを調べるようになりました。当然、ホームページ上だけでは、わからないこともありましたので、各社から話を伺いました。日本コンピュータコンサルタント様は、私のどんな質問にも丁寧に答えてくださったことをよく覚えています。最終的には、介護保険、障がい福祉の両制度に対応し、請求、給与計算、入金管理までワンストップで対応できる機能性や価格が希望にマッチしていたこと、そしてスーパーサポートサービス「助かっ太」のことなど、アフターサポートの内容をお聞きし、導入後も安心して使い続けられそうだと思い、介舟ファミリーの導入を決めました。

介舟ファミリーを導入してみて-

導入して約10年が経ちます。当初は今のようなクラウド版ではなく、パッケージ版でしたが、画面が見やすく、操作もわかりやすかったので、私もスタッフも、すぐに使い慣れていきました。一方、使用を続けていくうちに、たとえばExcelとの連携といった当社の業務フローに合わせたカスタマイズができたら、もっといいなと感じることもありました。そこで、介舟ファミリーの担当の方に相談したところ、素早く対応していただくことができ、とてもありがたかったですね。また、オペレーション面の質問もコールセンターの方が、こちらがわかるまで丁寧に対応していただいています。アフターサポートの充実ぶりは、介舟ファミリーを長く使い続けている大きな理由の一つです。

業務効率化の目的・メリット-

介舟ファミリーの導入によって、アナログに対応していた記録などの作業時間が減り、入力間違いも減り、当然チェックの時間も減りました。これによって、スタッフが、利用者様と向き合う時間や、家族と過ごす時間、自己研鑽にあてる時間が増えたことは、会社の成長にとって、非常に価値があるものだと思っています。スタッフには、介護の仕事を「楽しい」、そして「長く続けたい」と感じてもらいたいですからね。

当社が掲げている経営スローガン「Good Person Good Company」の想いにもつながるのですが、私はマネジメント層の存在意義は、現場のスタッフが気持ちよく働ける環境を整えることにあると思っています。そういった意味で、業務効率化のためのシステムやツール選びは、会社にとって大事なことだと考えています。これからも、環境改善にはスピード感をもって取り組んでいきたいです。

さらなる成長へ向けて-

先ほど申し上げたように、介舟ファミリーを導入して約10年がたちました。報酬改定に伴うバージョンアップなどの対応も素早く、とても安心して使用することができています。2024年度の介護報酬改定が目前に迫っていますが、より便利に、使いやすくなっていくことを期待しています。

そしてこの10年間は、事業承継などにより当社が規模を拡大してきた時期でもありましたが、介舟ファミリーのおかげで全国の事業所と情報共有・連携がスムーズにできています。また、パソコンを何台増やしても料金が定額なことは、今後さらに成長していきたいと考えている当社にとって、大きなメリットだと感じています。

当社には「ゴールドスタンダード」と呼ばれる、全従業員で共有し、大切にしている約束や信条などがあります。さらなる業務効率化もはかりながら、同じ想いをもった全国のスタッフと共に、より多くの地域、より多くの利用者様に今後も元気と活力を与えていきたいですね。