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【IT用語】IT・情シス新入社員必見!よく聞く基本用語を簡単に解説

IT・情シス向け
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IT・情シス向け

 IT用語は、普段聞きなじみの無い言葉がたくさんあります。
 「情報システム部門へ配属された」新入社員の方、「前任の情シス担当者が辞めてしまい兼務することになってしまった」とお困りの方に向けて、この記事では「よく聞くIT用語」をまとめました。是非ご覧ください。

【新入社員向け】よく聞くIT用語70選

1. テクノロジー

 テクノロジー関連の用語は、現代のビジネスや日常生活において非常に重要な役割を果たしています。
 これらの用語を理解することで、最新の技術動向を把握し、効率的に業務を遂行するための基礎知識を身につけることができます。

 中には生活に関わる用語もある為、新入社員以外の方も、これらの用語をしっかりと覚えておくことは今後に大いに役立つでしょう。

  • グーグルアナリティクス(GA4)
    • 意味: Googleが提供するウェブ解析ツール。ウェブサイトのトラフィック(訪問者数、セッション数など)やユーザー行動(流入元や離脱ページなど)を分析する。
    • 例: ユーザーの訪問数、ページビュー、流入元、月別の推移など
  • サーチコンソール
    • 意味: Googleが提供するウェブマスターツール。ウェブサイトの検索パフォーマンスを監視・管理する。どんな言葉で検索されてウェブサイトに訪問したのか把握できる。
    • 例: 検索パフォーマンスの確認、サイトマップの送信、セキュリティの問題の確認 など
  • AI (Artificial Intelligence)
    • 意味: 人工知能(AI)は、コンピュータが人間の知的行動を模倣する技術のこと。
      AIには、機械学習やディープラーニング(機械学習の一種:深層学習=大量のデータからパターンを学習し、予測や分類を行う技術)などが含まれる。これら技術により、画像認識や音声認識、自然言語処理などが可能になる。
    • 例: Chat GPT、DeepSeek、Copilot、DALL-E などのAIツール
  • 機械学習
    • 意味:機械学習とは、コンピュータがデータから学習し、パターンを見つけ出す技術のこと。機械学習は、人工知能(AI)の一分野であり、特にデータ分析や予測モデルの構築に使用される。
    • 例: スパムメールのフィルタリング、製品の広告表示システム。
      (※スパムメールは受信者の同意なしに大量に送信される迷惑メールのこと)
  • 自然言語処理 (NLP)
    • 意味: コンピュータが人間の言語を理解し、解釈し、生成する技術のこと。テキスト解析や音声認識に利用される。NLPは、人工知能 (AI) の一分野であり、機械学習やディープラーニングの技術を活用し、より自然な対話や情報処理を実現する。
    • 例: チャットボット、翻訳アプリ、音声認識、テキスト要約などに応用。
  • ディープラーニング
    • 意味: 人工知能の一分野で、ニューラルネットワーク(人間の脳の神経回路を模倣した計算モデル)を用いた機械学習の手法。大量のデータからパターンを学習。
    • 例:画像認識、音声認識。
  • API (Application Programming Interface)
    • 意味: ソフトウェアコンポーネント同士が情報をやり取りするための仕様。異なるソフトウェアが連携するための仕組み。APIは、特定の機能を外部から利用できるようにするための手順やデータ形式を定めたもの。
    • 例: Google Maps API、X API。
  • データサイエンス
    • 意味: データを分析して有用な情報を引き出す学問や技術のこと。統計学や機械学習、データ解析などの手法で、大量のデータから洞察を得る目的で行う。
    • 例: 顧客行動分析、マーケットトレンド予測、医療データの解析など。
  • AWS(Amazon Web Services)
    • 意味: Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス。コンピューティング、ストレージ、データベース、機械学習、IoTなど多岐にわたるサービスを提供している。
    • 例: EC2(仮想サーバー)、S3(ストレージサービス)など。
  • BYOD(Bring Your Own Device)
    • 意味: 従業員が個人所有のデバイスを業務に使用することを指し、企業が従業員のデバイスを管理するためのポリシーを含む。
    • 例: 従業員が自宅から自分のノートパソコンを使って業務を行うリモートワーク。営業担当者が外出先で自分のスマートフォンを使って顧客情報にアクセスするモバイルワーク。
  • DX
    • 意味: デジタルトランスフォーメーションの略。デジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを根本的に変革することを指す。
    • 例: 業務プロセスの自動化、データ分析による意思決定。
  • EDR(Endpoint Detection and Response)
    • 意味: 企業や組織内のネットワークに接続されたパソコンやサーバー、スマートフォンなどのエンドポイントに侵入したマルウェアやランサムウェアなどのサイバー攻撃を検出し、通知するセキュリティシステムのこと。
    • 例: マルウェア検知
  • EMM(Enterprise Mobility Management)
    • 意味: 企業が業務に使用するスマートフォンやタブレット、ノートPCなどのモバイルデバイスを総合的に管理するシステムのこと。モバイルデバイスのセキュリティリスクを低減し、安全な運用を可能にする。
    • 例: デバイス管理、アプリケーション管理、コンテンツ管理。
  • IoT (Internet of Things)
    • 意味: インターネットに接続された物理的なデバイスやセンサーのネットワーク。デバイス間でデータをやり取りする仕組み。
    • 例:健康データを収集するウェアラブルデバイス。家電製品や照明、セキュリティシステムがインターネットに接続され、スマートフォンから遠隔操作できるIoT家電。
  • エッジコンピューティング
    • 意味: データ処理をデバイス本体やその近くに設置されたサーバーで行う技術のこと。これにより、データをクラウドに送信する前に、データの一部をローカルで処理することができる。
    • 例: ウェアラブルデバイスがリアルタイムでデータを処理し、必要な情報だけをクラウドに送信するIoTデバイス。 交通管理システムや、公共インフラがエッジコンピューティングを活用して、効率的な運用を実現するスマートシティ。
  • RPA(Robotic Process Automation)
    • 意味: ソフトウェアロボットを使用して定型的な業務を自動化する技術のこと。RPAは、特にデータ入力や定型的な事務作業など、人間が手作業で行っていた業務の効率化に活用。
    • 例:データ入力、レポート作成、メール処理の自動化。
  • SASE(Secure Access Service Edge)
    • 意味: ネットワークとセキュリティを統合するアーキテクチャで、クラウドサービスやテレワークの普及に対応するための新たなセキュリティ対策のこと。
    • 例:クラウドセキュリティサービス。
  • SD-WAN
    • 意味: ソフトウェア定義広域ネットワークの略。ネットワークの管理と運用をソフトウェアで行う技術。
    • 例:仮想ネットワーク。
  • VPN(Virtual Private Network)
    • 意味: ソフトウェアを使って仮想的なネットワークを構築・管理する技術。従来のWAN(Wide Area Network)と比べて、柔軟性や拡張性が高く、コスト効率も良いのが特徴
    • 例:リモートワークでの利用。
  • ゼロトラスト
    • 意味: 全てのアクセスを信頼しないセキュリティモデル。常に検証を行う。
    • 例:多要素認証(MFA)、クラウドセキュリティなどのアクセス制御。
  • ビッグデータ
    • 意味: 大量かつ複雑なデータセットを指し、分析により価値を引き出すことができる。
    • 例:顧客行動分析、マーケットトレンド予測、災害対策シュミレーションなど。
  • ブロックチェーン
    • 意味: 分散型のデジタル台帳技術のこと。一度記録されたデータは変更できず、改ざんが非常に困難である。各ブロックが前のブロックと暗号的にリンクされ、連続した「チェーン」を形成。
    • 例:仮想通貨、スマートコントラクト(ブロックチェーン上で行われる自動的な支払いや契約など)
  • メタバース
    • 意味: 「超越」を意味する「メタ(meta)」と「宇宙」を意味する「ユニバース(universe)」を組み合わせた造語。インターネット上に構築された三次元の仮想空間での社会活動や経済活動を指す概念。VRやAR技術を活用。
    • 例:VRチャット、仮想会議、バーチャルショップ。
  • モダンマネジメント
    • 意味: 主にリモートワークやクラウド環境の普及に対応するために開発された、デバイス管理の手法。従来のオンプレミス(社内設置型)管理から、クラウドベースの管理への移行を目的としている。
    • 例:クラウド経由の管理、リモートワークの促進
  • クラウドネイティブ
    • 意味: クラウド環境で最適に動作するように設計されたアプリケーション。スケーラビリティ(拡張性)や柔軟性が高く、クラウドの特性を最大限に活用。
    • 例: コンテナ技術(Docker、Kubernetes)、マイクロサービスアーキテクチャ

2. 開発用語

 ソフトウェア開発やウェブ開発において非常に重要な役割を果たす、開発関連の用語は、開発プロセスを効率的に進めるための基礎知識です。

  • クエリ(Query)
    • 意味:  データベース管理システムに対する問合せ(処理要求)のこと。データベース内の特定のデータを検索し取得することができる。クエリ(query)とは、日本語で質問(する)、照会(する)、問い合わせ(る)、尋ねる、疑問、疑問符などの意味する。
    • 例: 検索クエリ、インデックスステータス。
  • GUI
    • 意味: グラフィカルユーザインターフェースの略。視覚的に操作できるインターフェース。アイコン、ボタン、メニュー、ウィンドウなどのグラフィカル要素を使用して、ユーザーが直感的に操作できるように設計。
    • 例:Windows OS、mac OS。
  • HTML
    • 意味: ウェブページを作成するための標準的なマークアップ言語。HTMLは、テキスト、画像、リンク、フォームなどの要素を構造化し、ブラウザがそれを表示するための記述のこと。
    • 例:タグと呼ばれるテキスト情報を使用して、ウェブページの構造や内容を定義。
      ※リンクタグのサンプルです矢印→<a href="https://example.com">これはリンクです</a>
  • Java
    • 意味: Javaは、主にサーバーサイドアプリケーション(サーバー上で動作)やモバイルアプリケーションの開発に使用されるオブジェクト指向プログラミング言語。Java仮想マシン(JVM)上で動作し、プラットフォームに依存しないコードを実行できる。※「JavaScript」と混同されがちだが別の言語。
    • 例:Webアプリケーション、モバイルアプリケーション。
  • JavaScript
    • 意味: JavaScriptは、ブラウザ上で実行され、インタラクティブなウェブページを作成するために使用されるスクリプト言語。JavaScriptはブラウザ上で動作し、ウェブページの動的な操作に使用される。※「Java」と混同されがちだが別の言語。
    • 例:Webアプリケーション、モバイルアプリケーション。
  • MySQL
    • 意味: オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。データベースを管理。
      (※オープンソースは、ソースコードが公開され、誰でも自由に使用、改良、再配布できるライセンス形態のこと)
    • 例:データベース管理、Webアプリケーション。
  • Python
    • 意味: Python(パイソン)は、シンプルで読みやすい構文を持つ高水準のプログラミング言語。多目的に使用でき、特にデータ分析、機械学習、ウェブ開発、スクリプト作成などに広く利用されている。
    • 例:スクリプト作成、ウェブアプリケーション、データサイエンス、機械学習など、さまざまな分野で使用。
  • UI(User Interface)
    • 意味: UIは、ユーザーがシステムを操作しやすくするためのデザインや要素のことを指す。
    • 例:ボタン、アイコン、メニュー、ウィンドウなど、ユーザーが視覚的に認識できる要素。
  • UX(User Experience)
    • 意味: ユーザーエクスペリエンスの略。ユーザーが製品やサービスを使用する際に感じる全体的な体験や満足度を指す。ユーザーが製品やサービスをどのように感じ、どのように使い、評価するかに焦点をあてる。
    • 例:製品やサービスを使う際に感じるストレスを軽減し、満足度を上げる。
  • アジャイル開発
    • 意味: ソフトウェア開発の手法の一つ。アジャイル開発では、プロジェクトを小さな反復的なサイクル(イテレーション)に分割し、各サイクルで機能を追加・改善するプロセス。迅速かつ柔軟に対応することを重視。
    • 例:スクラム、カンバン。
  • ウォーターフォール開発
    • 意味: ソフトウェア開発の手法の一つ。各工程を順番に進める直線的なプロセス。
    • 例:要件定義、設計、実装、テスト、リリース、保守。
  • クラウドコンピューティング
    • 意味: インターネットを通じてデータやアプリケーションを利用する技術。リソースをオンデマンド(利用者の要求に応じてサービスや商品を提供する形態)で提供。
    • 例:Google Drive、AWS(Amazon Web Services)。
  • ディスクリプション
    • 意味: 製品やサービス、物事や状況を説明するための記述や説明文のことを指す。
    • 例:プロダクトディスクリプション。検索結果により表示されるページ説明文。
  • デプロイ
    • 意味: ソフトウェアやアプリケーションを開発環境から本番環境に配置し、実際に利用できる状態にするプロセスを指す。
    • 例:アプリケーションのリリース。
  • サーバーレスアーキテクチャ
    • 意味: サーバーの管理を必要とせず、コードの実行に集中できるアーキテクチャ。クラウドプロバイダー(インターネットを通じてクラウドコンピューティングサービスを提供する企業や組織)がインフラを管理。
    • 例: AWS Lambda、Google Cloud Functions、Azure Functions。
  • プログラミング言語
    • 意味: プログラミング言語とは、コンピュータに指示を与えるためのテキスト情報のこと。具体的には、プログラムを記述するための構文や文法を持つテキスト形式のコードのこと。
    • 例:Java、JavaScript、Python、C++。
  • CMS(Content Management System)
    • 意味: ウェブサイトのコンテンツを簡単に作成、編集、管理するためのシステム。プログラミングの知識がなくても、「ドラッグ&ドロップ」でテキストや画像をレイアウトしたり、ボタン一つで更新できるなど、ユーザーが直感的に操作できるインターフェースを提供。※プラグインを利用して必要な機能を追加することもできる。
    • 例:ワードプレス(WordPress)、Joomla。
  • コンテナ技術 (Docker, Kubernetes)
    • 意味: アプリケーションを軽量なコンテナにパッケージ化して実行する技術。環境の一貫性を保つ。
    • 例: Docker、Kubernetes。
  • マイクロサービス
    • 意味: ソフトウェア開発の手法の一つで、アプリケーションを複数の独立した小さなサービスに分割して構築するアーキテクチャスタイル。
    • 例: Amazon、Netflix、Uberなどの企業は、SOAを活用することで、スケーラビリティ、信頼性、開発効率を大幅に向上。(SOA:サービス指向アーキテクチャ)

3.ネットワーク・セキュリティ

 ネットワーク・セキュリティに関する用語は、オンライン上でのマーケティング施策を行う際に非常に重要です。これらインフラ周りの用語を理解することで、データの保護やセキュリティリスクの管理や臨機応変な施策が可能となり、より安全で柔軟、かつ信頼性の高いマーケティング活動を実現できます。以下に、いくつかの重要なネットワーク・セキュリティ用語を紹介します。

  • CASB(Cloud Access Security Broker)
    • 意味: クラウドサービスのセキュリティを提供するブローカー。クラウドアプリケーションの監視と制御を行う。
    • 例: クラウドアプリケーションの監視と制御。
  • CSIRT(Computer Security Incident Response Team)
    • 意味: コンピュータセキュリティインシデント対応チーム。セキュリティインシデントの対応と管理を行う。
    • 例: セキュリティインシデントの対応と管理。
  • Domain Name System(DNS)
    • 意味: ドメイン名をIPアドレスに変換するシステム。ウェブサイトのアクセスに必要。
    • 例: ウェブサイトのアクセス。
  • IPアドレス
    • 意味: 各デバイスに与えられたインターネットやローカルネットワーク上でデバイスを識別するための一意の番号
    • 例: 192.168.1.1(IPv4)、2001:db8::ff00:42:8329(IPv6)。
      ※IPv4,IPv6はIPアドレスのバージョン。
  • MFA(Multi-Factor Authentication)
    • 意味: 多要素認証。複数の認証要素を使用してユーザーの身元を確認するセキュリティ手法。
    • 例: パスワードとSMSコードの組み合わせ。
  • SIEM(Security Information and Event Management)
    • 意味: セキュリティ情報およびイベント管理。セキュリティデータを収集・分析し、脅威を検出する。
    • 例: ログ管理、リアルタイムの脅威検出。
  • SOC(Security Operation Center)
    • 意味: セキュリティオペレーションセンター。セキュリティの監視と管理を行う施設。
    • 例: 24時間体制のセキュリティ監視。
  • アクティブディレクトリ(AD)
    • 意味: Microsoftが提供するディレクトリサービス。ネットワーク上のリソースを管理。
    • 例: ユーザーアカウント管理、アクセス制御。
  • サーバー
    • 意味: ネットワーク上で他のコンピュータ(クライアント)に対してサービスやリソースを提供するコンピュータシステム。データの保存、処理、共有、アプリケーションの実行など、さまざまな機能を提供できる。
    • 例: Webサーバー、メールサーバー。
  • ファイアウォール
    • 意味: ネットワークのセキュリティを保護するためのシステム。不正なアクセスを防ぐ。
    • 例: ソフトウェアファイアウォール、ハードウェアファイアウォール。
  • サイバーセキュリティ
    • 意味: コンピュータシステムやネットワークを保護するための技術と対策。サイバー攻撃からの防御。
    • 例: ファイアウォール、アンチウイルスソフト。
  • マルウェア
    • 意味: マルウェア(Malware)は、悪意のあるソフトウェアの総称。マルウェアは、コンピュータやネットワークに損害を与えることを目的として作成される。
    • 例: ウイルス、トロイの木馬、ランサムウェア、スパイウェア。
  • Emotet
    • 意味: Emotet(エモテット)は、主に電子メールを介して感染するマルウェアの一種。主にスパムメールを通じて拡散される。現在では他のマルウェアをダウンロードする「ローダー」としても機能するものがある。
    • 例: フィッシング攻撃。
  • ネットワーク
    • 意味: 複数のコンピュータを接続してデータをやり取りする仕組み。LANやWANなどがある。
    • 例: LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(広域エリアネットワーク)。
  • ネームサーバ
    • 意味: ネームサーバ(Name Server)は、DNS(Domain Name System)サーバとも呼ばれ、ドメイン名をIPアドレスに変換するためのサーバ。
    • 例: エックスサーバーのネームサーバ ns1.xserver.jp
  • 脅威ハンティング
    • 意味: ネットワーク内の潜在的な脅威を積極的に探し出す活動。セキュリティインシデント(セキュリティに対する脅威)を未然に防ぐための手法。
    • 例: ネットワークトラフィックの分析、異常検知。
  • 仮想化技術
    • 意味: 物理的なハードウェアを仮想的に分割して利用する技術。リソースの効率的な利用が可能になる。
    • 例: VMware、Hyper-V。

4.ストレージ・データ管理

ストレージ・データ管理に関する用語は、データの保管と運用において非常に重要です。個人情報を扱うこともあるマーケターは、これらの知識を持つことで、データの適切な管理と活用が可能となり、安全かつ効果的なマーケティング活動を実現できます。以下に、いくつかの重要なストレージ・データ管理用語を紹介します。

  • SSD (Solid State Drive)
    • 意味: データを保存するためのストレージデバイス。従来のHDD(ハードディスクドライブ)とは異なり、SSDは可動部品を持たず、フラッシュメモリ(データを電気的に消去および再プログラムでき、電源を切ってもデータが保持されるメモリ)を使用してデータを保存する。
    • 例: ノートパソコンのストレージ、外付けSSD。
  • バックアップ
    • 意味: 元のデータが失われたり破損したりした場合に備えて保存すること。データの保護と復元が目的。
    • 例: クラウドバックアップ、外付けハードディスクへのバックアップ。
  • データマイニング (Data Mining)
    • 意味: データマイニング(Data Mining)は、大量のデータから有用な情報やパターンを抽出するプロセス。データマイニングは、マーケティング、医療、金融など、さまざまな分野で活用されている。
    • 例: 顧客購買パターンの分析などのマーケティング領域、金融の取引データ分析で不正取引を防止。
  • グラフィックボード(グラボ)
    • 意味:コンピュータの画面表示を担当するハードウェアコンポーネントのこと。高解像度の画像や動画、3Dグラフィックスの処理において重要な役割を果たす。
    • 例: NVIDIA GeForce、AMD Radeon。
  • ネットワーク接続ストレージ(NAS)
    • 意味: ネットワークに接続してデータを保存・共有するためのストレージデバイスのこと。NASは、複数のデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット、テレビなど)から同時にアクセスできるため、家庭やオフィスでのデータ管理に便利。
    • 例: Synology NAS、QNAP NAS。
  • シンクライアント
    • 意味: サーバーに依存して動作する軽量なコンピュータ。データやアプリケーションはサーバー上にある。
    • 例: Citrixシンクライアント、VMwareシンクライアント。
  • ファットクライアント
    • 意味: 自身でデータやアプリケーションを処理するコンピュータ。シンクライアントとは対照的。
    • 例: デスクトップPC、ノートPC。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?この記事では、新入社員やIT初心者の皆さんがよく耳にするIT用語をジャンル別にわかりやすく解説しました。
 これらの用語を理解することで、業務の理解が深まり、コミュニケーションが円滑になることを願っています。

 IT業界は常に進化しており、新しい技術や用語が次々と登場します。この記事を参考にしながら、日々の業務や学習にお役立てください。

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