11月、東京ビッグサイトにて開催 本分野 日本最大級!320社※が出展!

※前半2日間(11/19~20)+後半2日間(11/21~22)の合計出展見込み者数

RPA効果の高い3つのビジネス業務とは?今すぐ目指す効率化

RPA・業務プロセス自動化
RPA・業務プロセス自動化

企業経営のデジタル化をすすめるにあたって業務効率向上からの働き方改革やコストカットの実現は、はじめに取り組むべき重要ポイントとなります。その中で登場したRPA(Robotic Process Automation)は、ルーチンワークを自動化することで人手を介さずに確実で高速な業務処理の遂行が可能です。

本記事ではRPAの導入により期待できる業務改善効果やRPAが特に効果を発揮する3つのビジネス業務を紹介し、その導入がもたらす効率化の可能性について掘り下げていきます。

RPAとはなにか?

RPA(Robotic Process Automation)とは、RPAツールを活用して定型的な業務やプロセスを自動化する技術です。このツールは人間がITシステムとやり取りする際に行う画面操作を模倣し再生するようにつくられています。 

RPAは特定の業務の流れと関連するルールに従い、手動で行っていた作業を高速かつ正確な実行が可能です。この自動化により従業員は単調な繰り返し作業から解放され、より付加価値の高い業務に専念することができます。

RPA特徴:既存のプロセスをそのまま自動化できる

RPAの大きな特徴は、導入の際に既存のシステムを大きく変更する必要がない点です。既存のアプリケーションやシステムと連携し、あたかも人間が操作しているかのように動作するため、既存の業務プロセスをそのままに自動化させることができます。

そのためRPAは金融、医療、製造、物流など、業界や業務を問わず、さまざまな業界で活用されており、とくに定型作業や高頻度のデータ処理が求められる業務において大きな効果が発揮できるのです。

また、RPAの活用により業務のミスの低減が可能になり、規模の拡大にも柔軟に対応できることから、企業の競争力を強化するうえでの重要なツールとして認められています。

RPAに期待できる4つの業務改善効果

ここではRPAの導入によって期待できる業務改善効果を解説します。

RPA導入による効果1:自動化による業務効率向上

RPAの主なメリットの一つは業務効率を大幅に向上させる能力です。単調な繰り返し作業を自動化することで、企業は従業員をより付加価値の高い活動に集中させることができます。

RPA導入による効果2:コスト削減

RPAは企業に大幅なコスト削減の機会を提供可能です。従業員が人で行っていたタスクを自動化することで人件費と業務ミスを低減できることから、手戻りコストを最小限に抑えることができます。

RPA導入による効果3:業務の拡張性と柔軟性が向上

RPAは拡張性が高く変化するビジネスニーズに合わせて容易に調整可能です。この柔軟性により需要の変動があったとしても、企業は最適な業務効率を維持できます。

RPA導入による効果4:顧客体験・従業員満足度の向上

繰り返しの多い時間のかかるタスクを自動化することで、従業員は個別対応や質の高いサービス提供に集中できるため、顧客体験が向上します。同時に従業員はやりがいのある仕事に集中できるため、従業員の満足度の向上にもつながります。

RPA効果の高い3つのビジネス業務

ここではRPAの導入によって特に大きな効果が期待できる、3つの業務領域について解説します。

財務・経理業務

財務・経理部門はRPAの導入によって最も恩恵を受ける業務領域の一つです。たとえば請求書処理、支払い管理、帳簿の整合性確認といった業務は多くの時間と労力を要し、人為的なミスが発生しやすい作業となります。

RPAを活用することでこれらの作業を自動化しデータ入力や検証作業の精度を向上させることが可能です。またリアルタイムでの経費分析やレポート生成も迅速に行えるため経営判断のスピードが向上し、企業全体の財務運営が効率化できます。

カスタマーサービス

カスタマーサービス部門においてはRPAが顧客満足度の向上に寄与可能です。たとえば定型的な問い合わせ対応や簡単な手続きに関しては、RPAが自動的に処理を行うことで顧客の待ち時間を短縮できます。

また、複雑な問い合わせやクレーム対応については、人間の担当者が迅速に対応できるように、RPAによる初期情報の収集や関連データの提示が可能です。これによりカスタマーサービスの全体的な効率が向上し、より良い顧客体験を提供できます。

人事業務

人事業務においてもRPAは重要な役割を果たすことが可能です。たとえば採用プロセスにおいては、候補者の履歴書のスクリーニングや面接スケジュールの調整など、手間のかかる作業を自動化できます。

また、入社手続きや従業員データの管理においてもRPAは高い正確性と一貫性を保ちながら作業を進めることができるのです。

代表的なRPAツール3選

RAKUPANDA

(株)システム技研

RAKUPANDA

RPAからDXを始める 誰でも安心伴走型サポート

業務を自動化できるソフトウェアRAKUPANDAサービス。 従来のサポートでは使いこなすためにIT人材を必要としていましたが 伴走型サポートで使いこなせないという問題を解決!


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RAKUPANDAは日本国内で開発されたツールで、とくに中小企業向けでの利用に適しています。プログラミング知識がなくても直観的に操作できる操作性が特徴です。そのため初心者でも短期間での自動化が実現できます。

また他の高機能RPAツールと比較して導入コストが低く設定されています。さらにサポート体制が整っていることから、導入から運用まで一貫した支援を受けることができるのです。

WinActor

日本ソフト開発(株)

国内シェアNo.1 RPAツール WinActor

RPAの導入から開発、サポート、運用まで一気通貫でサポート!

RPAで業務を代行することで、人はより付加価値の高い業務へシフト・集中することが可能です。WinActorは業界・業種を選ばず、スムーズかつ低コストで業務を効率化できます。

WinActorは日本で非常に人気のあるRPAツールです。初心者でも簡単に使用できるシナリオエディタを備えており、豊富なライブラリとテンプレートが提供されているため、さまざまな業務の自動化を効率的に行うことができます。また高度な安定性と信頼性を備えているため、大規模な企業の利用が可能です。

Automation 360

(株)システムサポート

Automation 360

ハイパーオートメーションを実現するRPAプラットフォーム!

オートメーション・エニウェアはグローバルでも高い評価を受けているRPAプラットフォームです。AI、ML、OCRなど最新テクノロジーと統合したハイパーオートメーションをご紹介します。

Automation 360(旧Automation Anywhere)は、とくにクラウドベースの自動化に強みがあります。完全なクラウドベースのプラットフォームであり、どこからでもアクセス可能でありスケーラブルな自動化が可能です。A単純なタスクから高度な業務まで広範囲に対応できます。

ステップ・バイ・ステップのRPA導入のすすめ

RPA導入の成功には、企業の業務内容やニーズに合ったツールの選定が重要です。本記事で紹介したRPAツールはそれぞれ異なる強みを持っていますから、企業の規模や業務内容、予算に応じたツール選定が必要となります。

導入の検討には、まずは小規模なパイロットプロジェクトから始め、徐々に範囲を拡大していくことを検討しましょう。またRPA導入効果の最大化には、従業員のトレーニングやシステムとの連携、そして継続的な改善が不可欠です。RPAを企業経営全体の変革を促進するツールとして位置づけることで、持続的な成長と競争力の強化を実現できます。

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