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VOCとは?業績を伸ばすための活用方法と4つのメリットを紹介

コールセンター・CX
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企業が競争力を維持し、成長し続けるためには、顧客の声(VOC: Voice of Customer)を理解し、活用することが重要です。

顧客のフィードバックを適切に収集・分析し、それらを基に戦略を立てれば、顧客満足度を向上させて業績を伸ばしやすくなるでしょう。この記事では、VOCの基本的な概念から、収集・分析方法、そして具体的な活用方法とポイントを詳しく紹介します。

簡単にわかる:VOCとは?

 

VOCとは「Voice of Customer」のことであり顧客の声、すなわち顧客からのフィードバックや意見を指します。

顧客が製品やサービスについて感じたことや考えたことを直接的または間接的に収集し、それらを基に改善や戦略を立てることがVOCの主な目的です。代表的なものとしてVOCには以下のような種類があります。

  • アンケート:顧客に対して直接質問し、回答を得る方法
  • レビュー:製品やサービスに対する評価をオンラインで投稿するもの
  • SNSでのフィードバック:ソーシャルメディア上でのコメントや投稿

VOCの活用から得られる4つのメリット

VOC(Voice of Customer)を活用することで、企業は顧客のニーズや期待により良く応えることができ、多くのメリットを得ることができます。ここでは代表的なメリットとして以下の4つを紹介しましょう。

  1. 顧客満足度向上
  2. 製品・サービスの改善
  3. 顧客ロイヤルティの向上
  4. 競争優位の確立

VOCの活用メリット1:顧客満足度向上

顧客の声を反映させた製品やサービスは、顧客満足度を大幅に向上させます。顧客が満足すれば、リピート購入やポジティブな口コミも増えるでしょう。

たとえば、新しい機能を追加する際に顧客の意見を取り入れることです。そうすることで、使いやすさが向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

満足度の高い顧客は、積極的に友人や家族にその製品やサービスを勧めることも少なくありません。結果、新たな顧客の獲得にもつながります。

VOCの活用メリット2:製品・サービスの改善

顧客のフィードバックは、製品やサービスの改善点を示す貴重な情報源です。フィードバックによる改善により、より優れた製品・サービスを提供することができます。

たとえば、特定の機能が使いにくいというフィードバックが多ければ、自然と不評な部分の改善へと企業は目を向けます。

実際に改善できれば、顧客満足度を向上させることができるでしょう。また、顧客のニーズを知ることは、新しいサービスを導入するきっかけにもなりやすいです。

VOCの活用メリット3:顧客ロイヤルティの向上

顧客の声に耳を傾けて迅速に対応すれば、顧客からの信頼とロイヤルティが向上します。「自分の意見が尊重されている」と感じた顧客とは、長期的な関係も築きやすくなるでしょう。

たとえば、顧客からの苦情や不満に対して迅速かつ誠実に対応すると、その顧客はリピーターとして戻ってくる可能性が高まります。

VOCの活用メリット4:競争優位の確立

VOCを活用すると、市場の動向や競合他社の状況を把握しやすくなります。それらの情報を基にして競合他社で好評のサービスを自社にも取り入れたり、逆に他社にはない独自のサービスを追加したりすれば、業界内で優位に立ちやすくなるでしょう。

VOC活用のための収集方法と分析方法

ここまで紹介したようにVOCの活用には、多くのメリットがあります。では続いて、VOCの収集方法ならび分析方法について解説しましょう。

VOCの収集方法

VOCを効果的に収集するためには、直接的な方法と間接的な方法を組み合わせることが重要です

直接的な方法

  • アンケート調査:顧客に対して特定の質問を行い、直接的な回答を得る方法です。オンラインアンケートや電話調査などがあります。
  • フォーカスグループ:小規模な顧客グループを対象に、製品やサービスについての意見を深掘りする方法です。
  • 顧客インタビュー:個別の顧客に対して直接インタビューを行い、詳細なフィードバックを収集する方法です。

間接的な方法

  • SNSモニタリング:ソーシャルメディア上での顧客のコメントや投稿を監視し、フィードバックを収集します。
  • 顧客レビューの分析:オンラインレビューサイトでの顧客の評価やコメントを分析します。
  • カスタマーサポートのフィードバック:カスタマーサポート部門が受けた顧客の声を集約し、分析します。

VOCの分析方法

収集したVOCを効果的に活用するためには、適切な分析が必要です。

データの整理と分類

収集したフィードバックは、定性データと定量データに分類するのがポイントです。定性データ(コメントやレビューなど)はテキストとして扱い、定量データ(評価スコアやアンケートの結果など)は数値として扱います。

テキストマイニングの活用

定性データを分析するために、テキストマイニング技術を活用します。テキストマイニング技術により、大量のテキストデータから重要なキーワードやトレンドを抽出することが可能です。

センチメント分析の導入

顧客の感情を分析するためには、センチメント分析を導入します。センチメント分析をすることで、ポジティブ、ネガティブ、中立のフィードバックを識別し、対応の優先順位を決定しやすくなるでしょう。

VOCを活用したおすすめサービス

ここでは、VOCを活用したおすすめのサービスを紹介します。今後、VOCの活用に力を入れていきたい方は、導入をご検討ください。
※これらの製品情報の閲覧には「DXPOオンライン会員登録」が必要です。

VOCの活用:まとめ

VOCは企業にとって貴重な情報源であり、継続的に活用することが重要です。顧客の声を積極的に収集・分析し、それらを基にした改善を続けることで、業績の向上が期待できます。是非、VOCを上手に活用して企業の飛躍へとつなげてください。そのためにこの記事の内容が参考になれば幸いです。

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