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SNS運用は甘くない!企業が失敗する6つの理由

SNS運用は甘くない 企業が失敗する理由 デジタルマーケ・SNS運用
デジタルマーケ・SNS運用

多くの業界にとって、ビジネス発展のためにはSNSの運用が欠かせないものになっています。しかし、期待していたほどの成果を上げられていない企業も多いのではないでしょうか?

SNS運用を失敗してしまうのには、もちろん理由があります。この記事では、多くの企業が陥りがちなSNS運用の失敗ケースについて解説しますので、参考にしてください。

SNS運用の重要性

現代のビジネスにおけるSNSの役割は非常に大きいです。企業でSNSを運用することで以下のことができるようになります。

  • ブランド認知の向上
  • 顧客との直接的なコミュニケーション
  • 市場の拡大

適切なSNS運用を行えば、企業は顧客基盤を拡大したりブランドの信頼性を高めたりすることができるのです。ただし、これはあくまで「適切なSNS運用を行えた場合」に限ります。

実際のところは、SNS運用を失敗してしまう企業も多いでしょう。失敗してしまうケースでは、コストやリソースばかりが嵩み、売り上げや知名度の向上にはつながりません。

SNSマーケティングとの違い

文字から与える印象が似ているため、ときにSNS運用とSNSマーケティングを混同して考えている方もいるようです。簡単に説明すると、SNS運用はSNSマーケティングの一部に含まれています。

SNSマーケティングは、SNSを利用したビジネス活動全般を表す言葉です。SNS運用の他にもインフルエンサーの利用やSNS発信の情報のリサーチなども含まれます。

この記事で紹介するSNS運用は、あくまで自分たちのアカウントを主体として情報を発信していくことです。

企業がSNS運用で失敗する6つの理由

では、どうしてSNS運用を失敗してしまう企業が多いのでしょうか。ここでは代表的な失敗理由を6つ紹介します。

  1. 明確な戦略がない
  2. コンテンツの質と量のバランス不足
  3. データの分析不足
  4. 顧客エンゲージメントの軽視
  5. リソースの最適化ができていない
  6. 競合他社の動向を無視

SNS運用で失敗する理由1:明確な戦略がない

多くの企業がSNS運用に失敗する理由のに、明確な戦略の欠如が挙げられます。適切な目標設定ができておらず、ターゲットオーディエンスが不明確なままSNSの運用を始めてしまうケースです。

ターゲット層を決めてから始める

「始めてから考えればいい」の思考では、成果を上げることは難しいです。SNSの運用では具体的な目標をあらかじめ設定し、それに基づいた戦略を立てることが重要です。

ターゲットが20代独身男性なのか、30代以上の主婦なのかでは、SNSで投稿する内容はもちろん言葉遣いも変わります。つまり、運用を始めてからターゲットを考えるなど無理なのです。

SNS運用で失敗する理由2:コンテンツの質と量のバランス不足

コンテンツの質を犠牲にして量を増やすことは、SNS運用の失敗に繋がります。これは多くの企業がやりがちなので、十分に注意してください。

たしかにコンテンツの量は大事です。しかし、それぞれのコンテンツの質が低かったら、ユーザーは質の低いコンテンツを大量に見せられることになります。

想像すればわかると思いますが、そのようなアカウントが支持されるはずはありません。

コンテンツには一貫性を持たせる

また、一貫性のない投稿はフォロワーに混乱を与え、信頼を失う原因となります。質の高いコンテンツを継続的に提供し、一貫性を持たせることが必要です。

SNS運用で失敗する理由3:データの分析不足

パフォーマンスの追跡が不十分なままでは、SNS運用の成功は難しいです。

とくにKPIの設定やレビューができていないと、運用の改善点を見つけることが難しくなります。定期的なデータ分析と効果測定を行うことが大切です。

SNS運用で失敗する理由4:顧客エンゲージメントの軽視

SNSは双方向のコミュニケーションツールです。顧客の声を聞き、フィードバックを活用することが重要だと考えてください。

顧客とのコミュニケーションを心がける

よく見る失敗ケースは、一方的に発信するだけのSNSアカウントです。それでは、ただの広告と変わらないため、SNSでやる意味があまりないのです。

顧客とのコミュニケーションを軽視してしまうのは、大きな失敗の原因となります。

SNS運用で失敗する理由5:リソースの最適化ができていない

SNS運用にはリソースが必要です。SNS運用のために人員や予算がきちんと割かれているでしょうか。

他の業務を主に行なっている従業員に丸投げしているようでは、まともな運用ができるはずはありません。それは、ただSNSをやっているだけです。

SNS運用を誰が担当するのかはとても重要

普段、SNSをやっていない経営者や管理者ほどSNS運用を軽く見ている傾向があるようです。このようなSNSへの理解がない人が担当になってしまうと、なかなかうまくはいきません。

SNS運用で結果を出したいのであれば、SNSへの理解が深い担当を用意して、相応のリソースを割かなければ難しいのです。

SNS運用で失敗する理由6:競合他社の動向を無視

競合他社のSNS運用の成功事例やトレンドはけっして無視できない存在です。

これらを無視して、自分たちの考えだけで運用していると、時流に取り残されてしまいます。競合他社の動向をチェックし、ベストプラクティスを取り入れることが重要です。

代表的なSNSの特徴

企業がSNS運用を行う際にはそれぞれのSNSプラットフォームの特徴を理解し、それに応じた戦略を立てることが重要です。

以下に主要なSNSプラットフォームの特徴と、それぞれに適した運用方法について説明します。

代表的なSNS1. Facebook

Facebookのメインユーザー層は30~40代と他のSNSと比べて年齢層が高いです。

10代の利用者は少なく、学生よりもビジネスマンから支持されています。

  • 幅広いユーザーベース:年齢層が広く、多様なユーザーが利用。他のSNSと比較すると利用者の年齢層はやや高め。仕事で利用している人も多い。
  • コミュニティ形成:グループ機能やページを活用して、特定の興味や関心を持つコミュニティの形成が可能。
  • 広告機能:詳細なターゲティングが可能な広告ツールがある。

適した運用方法

  • ブランドストーリーの共有:企業のストーリーやミッション、バリューを伝えるコンテンツを投稿。
  • 顧客エンゲージメント:投稿へのコメントやメッセージを通じて、顧客と積極的にコミュニケーションを取る。
  • イベントの告知:イベント機能を活用して、キャンペーンやイベントを告知。

代表的なSNS2. X(旧:Twitter)

Xはトレンド性も重要なため、トレンドに敏感な若年層の利用率が高いです。

20代をメインに10代から40代の人達から多く利用されています。どちらかといえば趣味のための情報収集に活用している人が多いようです。

  • リアルタイム性:情報の即時性が高く、リアルタイムのトレンドやニュースに敏感。
  • 140文字の短文:簡潔でインパクトのあるメッセージが求められる。
  • ハッシュタグ:トレンドや話題に乗りやすく、広範囲にリーチ可能。

適した運用方法

  • 最新情報の発信:新製品の発表やキャンペーン情報などを即時に発信。
  • 顧客サポート:迅速な顧客対応が可能なため、カスタマーサポートとしても活用。
  • ハッシュタグキャンペーン:特定のハッシュタグを利用したキャンペーンを展開。

代表的なSNS3. Instagram

写真や動画といったビジュアルコンテンツメインのサービスです。

最も多く利用しているのは20代で、主に若年層からの支持があります。

  • ビジュアル重視:写真や動画などのビジュアルコンテンツが中心。
  • 若年層に人気:特に若年層のユーザーが多い。
  • ストーリーズ機能:24時間で消えるストーリーズを活用して、日常の様子や短期的な情報を共有。

適した運用方法

  • ビジュアルコンテンツの強化:高品質な画像や動画を投稿し、ブランドの魅力を視覚的に伝える。
  • インフルエンサーマーケティング:インフルエンサーとコラボレーションして、商品の認知度を高める。
  • ストーリーズの活用:限定オファーや舞台裏の様子など、短期的なコンテンツを投稿。

代表的なSNS4. YouTube

10代から40代まで幅広い年齢層に支持されているSNSです。主に動画配信を行います。

  • 動画コンテンツの王者:動画を中心としたコンテンツを提供。
  • 検索エンジンとしても機能:Googleに次ぐ世界第2位の検索エンジン。
  • 収益化の可能性:広告やスポンサーシップを通じて収益を得ることができる。

適した運用方法

  • 製品デモやレビュー:製品の使い方やレビューを動画で紹介。
  • 教育コンテンツ:チュートリアルやHow-To動画を作成し、視聴者に価値を提供。
  • ライブストリーミング:リアルタイムでのイベントやウェビナーを配信し、視聴者と直接交流する。

代表的なSNS5. TikTok

今回紹介した中では、最も利用者の年齢層が低いSNSです。10代から20代の若者から主に支持されています。

ただし、最近では30代以上の利用者も増えているため、「若い子しか使っていない」というイメージは払拭するべきでしょう。

  • 短尺動画:15秒から3分の短い動画が中心。
  • 若年層に大人気:10代から20代前半のユーザーが多い。
  • トレンドに敏感:チャレンジや流行の音楽、ダンスが流行しやすい。

適した運用方法

  • トレンドの活用:流行のチャレンジやハッシュタグを取り入れて、認知度を高める。
  • クリエイティブなコンテンツ:ユーモアやクリエイティビティを活かした短い動画を投稿。
  • インフルエンサーとのコラボ:インフルエンサーと協力して、商品のプロモーションを行う。

SNS運用を成功させるためには?

すでに代表的な「SNS運用で失敗する理由」を6つ紹介してあります。SNS運用を成功させるためには、失敗する方法とは真逆の行動を行えば良いのです。

ただし、成功のための情報として伝えきれていない部分もあるので、ここで加筆させてください。

SNS運用を成功させるために1:目標とするKPIを決める

KPI(Key Performance Indicator)とは目標を達成するための進展状況のようなものです。たとえば、最終的にはフォロワー10万人を目指すとしても、その目標ではあまりにも曖昧過ぎます。

そこで、1ヶ月以内にフォロワー1000人以上、と短期間かつ比較的達成が可能そうな目標を設定するのです。そうすることで、SNSの運用担当者も自分に与えられた目標がわかりやすくなり、行動しやすくなります。

SNS運用を成功させるために2:広告機能の利用

プラットフォームによっては、有料で広告を打つこともできます。広告を打つと、フォロワー以外の人たちにも自分たちの投稿が表示されます。

フォロワー数が少ない時点で大きな効果を期待するのであれば、広告機能の利用もひとつの手です。

失敗しないSNS運用のためのサービス

自分たちだけではSNS運用を成功させるのが難しいのであれば、外部サービスの力を借りる方法もあります。

ここでは数多くあるSNS運用に関するサービスの中から、おすすめのものを厳選して紹介しますので、よかったらご検討ください。
※これらの製品情報の閲覧には「DXPOオンライン会員登録」が必要です。

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SNS(Instagram・X・TikTok・LINE)を有効活用して購入・契約・来店につなげるご支援を行っております。

失敗から学ぶSNS運用:まとめ

企業がSNS運用で失敗してしまう代表例を紹介しました。この記事で紹介した内容を理解すれば、自然と成功するSNS運用もわかってくるでしょう。

SNS運用は継続的な学びと改善が求められる分野であり、成功への道は決して平坦ではありません。しかし、失敗から学び、適応していくことで、確実に成果を上げることが可能です。

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