3月、インテックス大阪にて開催 本分野 関西最大級!410社※が出展!

※前半2日間(3/11~12)+後半2日間(3/13~14)の合計出展見込み者数

集客を最大化する展示会の案内メールの書き方

デジタルマーケ・SNS運用
デジタルマーケ・SNS運用

展示会の成功を左右する要素の一つが、案内メールによる効果的な告知です。メールは単なる情報提供の手段ではなく、ターゲットに「行きたい!」と思わせる為の重要なアプローチです。しかし、多くの案内メールが、埋もれてしまったり、反応が得られなかったりするのも事実です。

本記事では、集客を最大化するための展示会案内メールの作成方法を、構成やデザイン、実践的なテクニックとともに解説します。

展示会案内メールの重要性

メールマーケティングは、最もコストパフォーマンスが高い集客手段の一つです。とくに展示会では、事前の案内メールの内容がターゲットの来場意欲に大きな影響を与えます。

また、適切なメールは、単なる参加者の増加だけでなく、質の高いリード獲得にも繋げることが可能です。

展示会に興味を持ってもらえる案内メール:3つの特徴

では、どのような案内メールであれば、展示会に興味を持ち、足を運んでもらえるのでしょうか。案内メールを作成する際に心がけたい3つのポイントを紹介します。

ポイント1:ターゲットに合わせたメール内容

展示会案内メールを送る際には、ターゲットを明確にし、それぞれの属性や関心に合った内容のメッセージを作成することが重要です。

たとえば、新商品に興味を持つ見込み客には、新商品の特徴や価値を強調した内容が響きます。一方で、既存顧客には、感謝の意を込めつつ、さらなる関係強化を目的としたメッセージが効果的です。

また、業界内で影響力を持つ専門家に対しては、市場の動向やトレンド、業界への貢献を訴求する内容が有効でしょう。

データを活用するとパーソナライズされた案内メールを作りやすい

ターゲットに合わせた案内メールを作成するために、過去の購買履歴や問い合わせデータなどを活用しましょう。そうすることで、パーソナライズされた案内メールを作成しやすくなり、ターゲットに響く内容を届けられます。

ポイント2:導線を明確に

展示会案内メールの最大の目的は、ターゲットに展示会への来場を促すことです。どこでどのような方法で展示会に来場できるのか明記しましょう。

導線を明記することで、受信者が来場登録や日程の確認といった自然と次のステップへ進みやすくなります。

登録方法はできるだけわかりやすく

来場受付の場所や、来場登録をする方法もわかりやすく明記しておきましょう。この部分がわかりにくいと、せっかく興味を持ってもらえた人を逃してしまう可能性もあります。

ポイント3:参加するメリットがわかりやすい

ターゲットにとって展示会に参加するメリットが一目で伝わるよう、簡潔かつ具体的な情報を盛り込むことが重要です。

たとえば、来場者が得られる価値を強調することで、「この展示会に参加すれば得をする」という印象を与えられます。「最新技術のデモンストレーションが見られる」「参加者限定の特典が用意されている」といった具体的な内容を提示することで、相手の興味と関心を引き出しましょう。

展示会案内メールの基本構成

成功する案内メールの基本構成を紹介します。ここで紹介する順番でメールを作っていけば、より多くのターゲットに響く展示会案内メールを作ることができるでしょう。

  1. 件名
  2. 冒頭
  3. イベント概要
  4. 特典の紹介
  5. 行動喚起
  6. 締めのメッセージ

1. 件名(Subject Line)

件名はメールを開封してもらうための第一関門です。短く、キャッチーで、かつ内容が具体的であることが求められます。

ターゲットの環境にもよりますが、あまり長いタイトルだと後半がカットされてしまいます。20文字以内を目安に件名を作ることを意識すると良いでしょう。

件名の段階ではターゲットの方は、メールの内容を知りません。そのため、ここでは興味を持ってメールを開封してもらうための文章作りが重要です。

具体例

  • 「【無料招待】業界初!○○技術の展示会案内」
  • 「来場者限定!○○展示会で特別プレゼント」

2. 冒頭(Introduction)

ここから先は、メールを開いてくれた方が読みます。せっかく興味を持ってくれているのですから、離脱されないように、冒頭部分でターゲットが抱える課題やニーズに触れつつ、展示会がその解決策を提供できることを示しましょう。

ただし、あくまで冒頭なので文章をあまり長くしないことがポイントです。

具体例

  • 「○○様、業務効率化にお悩みの皆さまに最適な最新ソリューションをご紹介します!」
    (業務改善を求める企業担当者向け)
  • 「この展示会でしか見られない、新製品の初公開イベントにぜひご参加ください!」
    (新商品や革新的技術に興味があるターゲット向け)
  • 「競合に差をつける最新マーケティング手法を知るチャンスをお見逃しなく!」
    (市場競争力を高めたい経営者やマーケティング担当者向け)

3. イベントの概要

展示会の基本情報を簡潔に、かつ分かりやすく記載します。箇条書きや視覚的な要素を活用すると効果的です。

具体例

  • 日時:2024年12月10日(火)10:00~18:00
  • 会場:東京ビッグサイト ○○ホール
  • テーマ:「未来を切り開く最新ソリューション」

4. 特典の紹介

展示会に来場することで得られる具体的なメリットや特典を強調しましょう。

ただ単に情報を伝えるだけではなく、「この展示会に行けばこんな価値がある」と感じてもらえるよう、来場後に得られる体験や特典を具体的かつ魅力的に伝えることが重要です。

例えば、限定セミナーへの参加や展示会場でしか入手できない特別な資料、試作品やノベルティのプレゼントといった特典を提供すれば、「来場しなければ損をする」と思ってもらう効果があります。

さらに、「先着○○名様限定」や「事前登録者のみ」といった限定感を加えることで、特典の価値を高め、行動を促すことができます。こうしたメリットを具体的に提示し、参加意欲を高める工夫を凝らしましょう。

具体例

  • 「事前登録で限定ノベルティをプレゼント!」
  • 「来場者限定で○○製品を特別価格で提供」

5. 行動喚起(CTA: Call to Action)

メールを読んだ人がすぐに行動できるよう、簡潔で明確なCTAを設けます。リンクバナーやボタンを活用することで視認性を高めます。

具体例

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6. 締めのメッセージ

最後に、感謝と期待感を伝えるポジティブなメッセージで締めくくりましょう。

具体例

  • 「○○様のご来場をスタッフ一同心よりお待ちしております!」
  • 「○月○日、△△でお待ちしております」

例文

件名: 【ご招待】○○展示会2025 – 最新技術と特典が満載!


株式会社〇〇 営業部 〇〇様

いつもお世話になっております。株式会社△△の営業担当、□□です。

この度、弊社は来月開催される「○○展示会2025」に出展する運びとなりました。最新の技術や製品を直接ご覧いただける絶好の機会ですので、ぜひご来場いただきたくご案内申し上げます。

  • 日時: 2025年2月15日~17日
  • 場所: 東京ビッグサイト 西展示棟
  • ブース番号: A-123

ご来場いただいたお客様には、以下の特典をご用意しております。

  • 特典1: 新製品の先行体験 – いち早く最新技術を体感できます。
  • 特典2: 展示会限定の特別割引クーポン – お得にご購入いただけます。
  • 特典3: ノベルティグッズのプレゼント – 記念品をお持ち帰りいただけます。

ご来場の際は、事前にこちらのリンクからご登録いただけますとスムーズにご入場いただけます。 [事前登録リンク]


皆様のご来場を心よりお待ちしております。ご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社△△ 営業担当 □□ [連絡先情報]

よくある失敗とその回避方法

失敗例1: 内容が長すぎる

長いメールは読む意欲を削いでしまう可能性が高いです。
要点を絞り、見やすい構成を心がけましょう。

解決策

  • 情報を箇条書きにまとめる
  • 補足情報はリンクで外部ページに誘導

失敗例2: CTAが不明確

導線が明確でないと、読者が迷ってしまい、次のステップに進めず行動意欲が薄れてしまうことが想定されます。見てみたくなるテキストリンクやキャッチコピーもクリック率を向上させるために有効です。

解決策

  • 視覚的に目立つCTAボタンを使用
  • 短く具体的な文言を使用

まとめ

展示会案内メールは、ただ情報を送るだけではありません。ターゲットに響く内容を丁寧に構成し、適切なタイミングで配信することで、来場意欲を最大化することができます。ぜひ、この記事で紹介した方法を参考に、次の展示会で大きな成果を上げてください。

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