3月、インテックス大阪にて開催 本分野 関西最大級!320社※が出展!

※前半2日間(3/11~12)+後半2日間(3/13~14)の合計出展見込み者数

コワーキングスペースとは?活用メリットと費用対効果の検証

働き方改革・健康経営
働き方改革・健康経営

コワーキングスペースとは異なる業種や企業、個人が同じ場所を共有して働くことができるオープンなワーキングエリアのことです。

フリーランサー、スタートアップ企業、リモートワーカー、あるいは出張中のビジネスパーソンによく利用されますが、最近では企業がテレワークなど新しい働き方を模索する中で、社員のために導入する事例も増えています。

この記事の目的はテレワーク活用を検討していらっしゃる方のために、コワーキングスペースの活用メリットや費用対効果について解説することです。

コワーキングスペースの活用メリット

コワーキングスペースには、以下の機能が備わっていることが一般的です。

  • フリーアドレス制の作業スペース
  • 高速Wi-Fi
  • 電源
  • フリードリンク(コーヒー、お茶など)
  • 複合機(プリンター、コピー、スキャナー)

また施設によっては、以下のような追加サービスや設備を提供しているところもあります。

  • 会議室・セミナールーム
  • 個室やプライベートオフィス
  • 法人登記・住所利用サービス
  • ロッカー
  • キッチン設備
  • 専門家によるビジネス支援
  • セミナーや交流イベントの開催

 コワーキングスペースのメリット一覧

  • コスト効率の向上:コワーキングスペースでは、従来型のオフィスに必要な賃料や保守費、長期的な契約が必要ありません。必要な時に必要な分だけスペースを利用できるため、コスト効率が向上します。
  • 柔軟なワークスタイルの実現:コワーキングスペースは、時間単位、日単位、月単位で契約ができるため、利用者のスケジュールに合わせた柔軟な働き方をサポートすることが可能です。
  • ネットワーキング:コワーキングスペースには多様な業種や職種のプロフェッショナルが集まります。この環境は自然な形でのネットワーキングや新たなビジネスチャンスを生む場として利用することが可能です。
  • 生産性と集中力の向上:自宅やカフェなどでは環境的な要因で生産性が下がることがありますが、コワーキングスペースでは仕事に集中できる配慮がされています。静かな作業ブースや、高速インターネット、会議室、オフィス機器など、快適なインフラが整っているため、質の高い仕事を効率よく進めることが可能です。
  • 規模の拡大が容易:企業が急成長するタイミングでは短期間に大きなスペースの確保が必要ですが、コワーキングスペースは必要に応じてすぐにスペースを増やしたり減らしたりすることができ、企業の成長に合わせてオフィス規模を調整できます。
  • クリエイティブな環境:コワーキングスペースによっては創造性を引き出すオープンスペースや、集中力を高めるプライベートな作業エリアなど、目的に応じた環境が整えられており、利用者は生産性を高めながらも創造的な思考を促進することが可能です。

これらのメリットにより、コワーキングスペースは単なる働く場所以上の価値を提供し、柔軟で効率的なビジネス環境をサポートします。

コワーキングスペースの費用対効果の考え方

コワーキングスペースの費用対効果を評価するにあたっては、定量的なコスト削減効果だけではなく、働き方の柔軟性や生産性の向上といった定性的な「価値」も加味して検証しましょう。

それでは以下のポイントに注目して費用対効果を評価するアプローチを説明します。

直接コストの比較

はじめに従来型のオフィスとコワーキングスペースの直接コストを、以下の項目に注目して比較しましょう。

  • オフィス賃料
  • 設備投資とメンテナンス費用
  • 間接コストと運営効率
  • コスト削減効果だけでなく、運営効率の向上にも考慮が必要です。
  • ITコスト(Wi-Fiやプリンター、会議室の予約システムといったインフラのコスト)やサポートコストの削減
  • 清掃や管理費用の削減
  • 生産性と働き方の改革

また生産性や働き方の改革など、定性的な効果にも注目が必要です。

  • ワークスタイルの柔軟性:仕事の満足度や生産性の向上効果。
  • クリエイティブなコラボレーションの機会:異業種や異なる企業の人々とのコラボレーションからのイノベーション創造効果。

コワーキングスペースの費用対効果の評価にあたっては、単なるコスト削減だけでなく、生産性向上、柔軟性、ネットワーキング効果といった定性的な価値を数値化することが必要です。

直接費用の削減や間接コストの抑制だけでなく、業務効率やビジネスチャンスの拡大といった付加価値を含めた全体像を捉えることで、費用対効果を正確に評価することができます。

コワーキングスペースの事例紹介

株式会社ヴィスのコワーキングスペースサービスは「はたらくをアップデートできるフレキシブルオフィス」をコンセプトとして、変化する働き方に対応するワークデザインの提供を目的としています。詳しくは下記、サービス紹介をご覧ください。

(株)ヴィス

The Place(ザ プレイス)

はたらくをアップデートできるフレキシブルオフィス

2021年に大阪でスタートし、名古屋・渋谷へと拡大。利用者を増やしながらデータとノウハウを蓄積することで、変化するはたらき方に対応するワークデザインを提供しています。


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新しい働き方を支えるコワーキングスペース

コロナ禍をきっかけにして一気に普及がすすんだテレワークなど、働き方の多様性は増すばかりです。コワーキングスペースは、そのメリットをよく理解して費用対効果の検証を適切に行えば、新しい働き方を支える有効な基盤として機能します。

コワーキングスペース導入の目的を明確にして、長期の視点をもったコワーキングスペースの活用を検討することをおすすめします。

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