3月、インテックス大阪にて開催 本分野 関西最大級!320社※が出展!

※前半2日間(3/11~12)+後半2日間(3/13~14)の合計出展見込み者数

通販のための物流サービス導入ガイド: 成功へのステップは6つ!

通販のための物流サービス導入ガイド: 成功へのステップは6つ! EC販促・開業支援
EC販促・開業支援

通販ビジネスは、世界中で急速に成長しています。しかし、顧客の期待は高く、競争も激しい業界のため、効率的な物流プロセスが成功の鍵です。そのためには、物流サービスの導入が効果的であり、成功を収めている通販企業の多くが物流サービスを上手に活用しています。もしもこれから物流サービスを活用する予定なら、是非この記事で紹介する「通販のための物流サービスを導入する際の成功へのステップ」を参考にしてください。

どのようなサービスがあるの?通販のための物流サービス

通販のための物流サービスにはさまざまな種類があります。代表的なものは以下のとおりです。

  • 倉庫管理サービス:在庫の受け入れから管理、ピッキング、梱包、発送までの倉庫業務を提供するサービスです。自社倉庫の運営だけでなく、サードパーティーロジスティクス(3PL)プロバイダーが提供する倉庫を利用することも可能です。
  • 配送サービス:商品を顧客に届けるための配送サービスが含まれます。自社配送や、宅配業者や運送会社との提携による配送サービスなどがあります。迅速かつ安全な配送を確保することが重要です。
  • 返品処理サービス:顧客からの返品や交換に関する処理を行うサービスです。返品された商品の受け入れ、検品、再出荷、リストッキングなどの作業を含みます。
  • 在庫管理ソフトウェア: 在庫の追跡や管理を効率化するためのソフトウェアサービスで、在庫の見える化や自動化を実現し、在庫レベルの最適化や在庫不足の回避などを支援します。
  • リバースロジスティクスサービス:不良品や期限切れ商品、リコール商品などの処理を行います。廃棄処分や再販可能商品のリサイクルなどもこのサービスに含まれます。
  • 顧客サポート:商品の配送状況の確認や配送日時の変更など、顧客からの問い合わせや要望に対応する顧客サポートサービスです。適切な顧客サポートを提供することで、顧客満足度を高めることができます。

一般的な物流サービスと通販の物流サービスの違い

次に確認していただきたいのは、一般的な物流サービスと通販の物流サービスの違いです。通販ならではのサービスとは、どのようなものなのかまとめましたので、ご覧ください。

商品への需要

一般的な物流サービス:一般的な物流サービスは、さまざまな業種や産業において、製品や資材の輸送や保管を対象としています。需要が急に大きく変わることはあまりなく、変わる場合もあらかじめわかっていることがほとんどです。

通販の物流サービス:通販の物流サービスは、顧客のオンライン注文に基づいて商品の取り扱いや配送を行います。需要は一般的な物流サービスよりも不規則で、需要の急増や季節による変動が顕著です。また、個々の顧客注文に応じた個別化されたサービスが求められます。

配送頻度と速度

一般的な物流サービス:一般的には、製品や資材の配送頻度は定期的で、配送速度も一定です。特別な理由がない限りは、配送までの時間が比較的長くても問題ありません。

通販の物流サービス:一般的に、短納期や即日配送などの迅速な配送が求められます。配送の頻度も高くなる場合もあります。

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在庫管理のニーズ

一般的な物流サービス:在庫管理のニーズは比較的単純で、定期的な補充や在庫レベルの最適化が中心です。製品や資材の供給チェーンを効率的に管理します。

通販の物流サービス:個々の顧客注文に応じた在庫管理が必要です。在庫レベルのリアルタイムな追跡や、個別注文に対する速やかな対応が求められます。

顧客サービスの重要性

一般的な物流サービス: 顧客サービスを求められないわけではありませんが、実際に顧客と直接的に接する機会は限られています。

通販の物流サービス:配送や返品処理など、顧客との接点が多くあり、サービスの質と迅速な対応の両方が求められます。

つまり、通販での物流サービスは一般的な物流サービス以上に細かい仕事を求められるのです。そのため、顧客たちの需要に応えるためには、通販を専門的に扱う物流サービスを利用したほうが確実でしょう。

通販の物流サービスを活用するメリット

通販の物流サービスを活用することには多くのメリットがあります。代表的なメリットは以下のとおりです。

  • 顧客満足度の向上:顧客に迅速かつ正確な配送を提供することが可能です。短納期や即日配送などのオプションにより、顧客満足度を高めることができます。
  • 市場への迅速な対応:市場の需要変動に柔軟かつ迅速に対応することができます。需要が急増した際にも、迅速な配送や在庫管理により、顧客に商品を提供しやすいです。
  • 在庫管理の最適化:在庫のリアルタイムな追跡や管理によって、在庫レベルの最適化を支援します。適切な在庫レベルの維持や在庫不足の回避により、在庫コストの削減や効率化を図ることができます。
  • コスト削減:自社で物流を運営するコストやリソースを削減することができます。とくに、倉庫管理や配送などの物流業務をサードパーティーロジスティクス(3PL)プロバイダーに委託することで、固定コストを可変コストに変換することが可能です。
  • グローバル展開の支援:通販の物流サービスを活用することで、国内だけでなく国際市場への展開も可能になります。

通販の物流サービス導入:成功に導くための6つのステップ

では、実際に通販のための物流サービスを導入させる際に、気をつけるべきポイントを6つのステップに分けて紹介します。

ステップ1:ニーズの明確化

まず、通販ビジネスにおける物流の課題や改善すべき点を洗い出します。在庫管理の効率化、配送の迅速化、顧客へのサービス向上など、自社のニーズを明確にしましょう。そうすることで、導入するべきサービスが絞られます。

ステップ2:市場調査と比較

自社のニーズが明確になったら、他社の導入事例や市場動向を調査し、複数の物流サービスプロバイダーを比較検討します。コスト、サービス範囲、信頼性などの観点から適切なプロバイダーを選定します。

ステップ3:適切なプロバイダーの選定

ニーズに合致した物流サービスプロバイダーを選定します。契約条件やサービスレベル契約(SLA)を詳細に検討し、提携先を決定しましょう。この際、大事なのは早い段階から1社に決めないことです。候補となるサービスプロバイダーは必ず複数とし、じっくりと比較検討をしてください。

ステップ4:システムの統合とテスト

導入する物流サービスを既存のシステムに統合し、適切にテストを行います。注文処理から在庫管理、配送までのフローをシームレスに連携させることが重要です。

ステップ5:導入後のトレーニングと監視

スタッフに適切なトレーニングを提供し、新しい物流システムの運用に備えます。同時に、システムの監視とトラブルシューティング体制を整え、運用の安定性を確保することも重要です。

ステップ6:継続的な改善と最適化

定期的な改善活動を行い、物流プロセスの最適化を図ります。顧客のフィードバックやデータ分析を活用し、効率性や顧客満足度の向上に取り組みましょう。

おすすめの通販のための物流サービス

ここではおすすめの通販のための物流サービスを紹介します。よかったら積極的に導入を検討してみてください。
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まとめ

通販事業の成功には、効率的な物流サービスの導入が不可欠です。そして、導入前の準備から継続的な改善まで、慎重な計画と実行が求められます。適切なプロバイダーの選定とシステムの統合、トレーニングと監視、そして継続的な改善活動を行うことで、より効果的な物流プロセスを構築し、通販ビジネスの成長と競争力を高めることができます。これから通販事業を始める、または拡大しようとしている方はこの記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

新たなサービス導入の際には稟議書の提出が必要かもしれません。その場合は、以下の記事を参考にしてください。

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